二酸化炭素にいいイメージがない人は、少なくないのではないでしょうか?
温室効果ガスとして、毛嫌いされている二酸化炭素ですが、
それは、=人体に悪影響があるガス…というわけではないのです。
ここではその理由を書いていきたいと思います。
二酸化炭素は、化粧品の美容成分とは違い、肌や細胞の内部まで浸透します。
すると、私たちの血液中で酸素をつかんでいるがヘモグロビンから、
二酸化炭素が酸素を奪います。
酸素を奪われたと感じた体は、
どんどん血流を促進して酸素の供給に励みはじめます。
こうして、血流の促進が起こるわけです。
血流が促進されることで、血液はたくさんの栄養を酸素といっしょに運んでくれます。
それと同時に、老廃物を、血流にのせて排出してくれるのです。
つまり、血液が循環することで、体内の生体活動が活発化し、
消化、吸収、再生、成長など、あらゆる機能が復活するのです。
炭酸ガスパックによってむくみが改善されるのは、
このように体内のサイクルが正常化するという理由があったからなのです。
ターンオーバーとは、お肌の生まれかわりリズムのこと。
普通私たちのお肌は、28日周期で生まれ変わります。
毎日新しい肌が作られ、毎日はがれ落ちていくのです。
この周期は、ささいな理由で乱れてしまいがちで、
特に加齢によって、長くなってしまうのです。
ターンオーバーの周期が長くなると、28日しか使わないはずの細胞を、
もっと長く使わなければならないので、肌の表面はくすんできます。
しかも、固くなって手触りも悪くなります。
このターンオーバーの乱れを、炭酸ガスの力で正常化することができるのです。
血行を促進し、栄養状態がよくなると、肌内部の活動は活発になり、
新しい肌細胞作りも活発になります。
しかも、栄養状態のいい肌内部が作り出す細胞は、高品質で丈夫なものになります。
肌として表面に現れた時も、潤いを保ちやすい、きめの整った肌になるそうです。
炭酸ガスパックが美肌に効くのはこういうわけだったのですね。
「炭酸」といえば、ビールやラムネなんかのシュワシュワする泡もおなじです。
三ツ矢サイダーは、宮沢賢治や夏目漱石も飲んだそうですが、
その三ツ矢サイダーの始まりにはこんな話があります。
「源満仲(三ツ矢の由来となった物語の主人公)が、ある日鷹狩りに出掛けました。
城に近い川の湧き水で、一羽の鷹が足の傷を治して飛び立つのを見つけました。
その湧き水は奇跡の水(霊泉)だったのでした。」
その場所が、天然鉱泉(炭酸ガス入りの温泉)が湧き出る平野温泉郷だったのです。
明治に入り、平野温泉の水は「平野水」として広く世間に認知され、
同時に三ツ矢の商標も確立しました。
これが、三ツ矢サイダーのルーツです。
この話にも出てきますが、炭酸ガスの湧水を「奇跡の水」だとしています。
二酸化炭素についてなんか何も知らないころから、
炭酸ガスは奇跡の力を知られていたのです。
世界中の「養老乃瀧」「若返りの泉」と呼ばれる伝説の水も、
炭酸ガスが入った水だったのだろうと考えられています。